米Googleは2月8日(現地時間)、Gemini Advancedの発表と共に、既存サービスの2つの名称変更も発表した。
昨年2月に限定公開した会話型AI「Bard」は、本稿執筆現在、既に「Gemini」に変わっている。
Bardは立ち上げ当初は「LaMDA」ベースだったが、その後「PaLM 2」ベースになり、2月のアップデートで「Gemini Pro」(Geminiのミドルサイズモデル)ベースになっていた。Googleはこの名称変更はBardが「Googleの最も高性能なAIモデルであるGeminiのテクノロジーが反映された製品であることを明確に伝えるため」としている。
また、昨年5月のGoogle I/Oで発表した生成AIサービス「Duet AI for Google Workspace」の名称も、「Gemini for Workspace」に変更する。
Duet AIは、Googleドキュメント、Gmail、Meet、ChatなどのWorkspaceのサービスで使えるユーザー支援AIツール。これまで企業向けにのみ提供してきたが、同日発表の新たなサブスクリプションプラン「Google One AI Premium」(月額2900円)に加入すると、一般ユーザーでも「間もなく」利用可能になる。
さらに、Androidアプリ「Gemini」も公開した(本稿執筆現在、日本からはまだダウンロードできない)。iOSのGoogleアプリにもGeminiタブが追加される。
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