「iPhoneにタイヤをつけたようなクルマ」と表現されるTesla。IT・ビジネス分野のライターである山崎潤一郎が、デジタルガジェットとして、そしてときには、ファミリーカーとしての視点で、この未来からやってきたクルマを連載形式でリポートします。
今回は、小ネタ集と題して、Model 3にまつわるプチ便利な機能についていくつか紹介します。ちなみに、「そんな機能、Teslaだけのもんじゃない。私のクルマにもついとるわい」というツッコミはなしでお願いします。本稿は筆者とModel 3との関係性の中で、筆者が便利だと感じたものを紹介していきます。
Model 3のスクリーンでは、各種アプリが利用可能です。その中に、カレンダーアプリがあります。筆者の場合、車内で予定を確認するときは、iPhoneの「カレンダー」アプリを見るので車両のカレンダーアプリを起動することはまずありませんが、このカレンダーアプリとGoogleカレンダーを同期させることで、ナビゲーションの目的地が自動で設定されます。
次の写真は、横浜市の保土ケ谷公園内にあるコンサートホールに仕事に出かける際の出発前のナビ画面です。車両に乗り込んで着座したタイミングでスクリーンが起動し、既にこのような形でナビの目的地が自動設定されています。
そのまま走り出せば通常のナビとして機能するので、出発前に手動設定する手間が省けるわけです。通常、Googleカレンダーにはタスク内容の他に、時間や場所を設定するかと思います。Googleカレンダー→Model 3のカレンダーアプリ→ナビという順序で連動していることによる便利機能です。
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