中国のスマートフォン大手Xiaomi(小米)は3月28日(現地時間)、同社として初の電気自動車(EV)、「Xiaomi SU7」を発売した。価格は21万5900元(約450万円)から。レイ・ジュンCEOはWeiboの公式アカウントで、予約受け付け開始7分で2万台を突破したと投稿した。
同社は2021年3月に、“スマートEV”事業のための完全子会社を設立し、ジュンCEOが子会社のCEOを兼任している。
ジュンCEOは発表イベントで、仕様の90%以上で米TeslaのModel 3を上回っていると主張した。Model 3の中国での販売価格は24万5900元だ。
イベントでは、独Porscheの電動スポーツカー「タイカン」の最新モデルとも比較して見せ、最低航続距離などで上回ると主張した。
SU7はXiaomiが昨年10月に立ち上げた「人間×車×家」戦略の一環で、独自のOS「HyperOS」でスマートフォンやスマートホームと連携する。
SU7はまず中国で発売された。イベントでは海外での販売予定については発表されなかった。
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