イーロン・マスク氏によるTwitter(現X)の買収を受けて生まれた多数の代替サービスの1つ、Post Newsが閉鎖される。同サービスの創業者で元WazeのCEO、ノーム・バーディン氏がPost Newsへの投稿で告知した。
バーディン氏は、Post Newsが「重要なプラットフォームになるほどの速さで成長していない」と説明した。今後数週間以内に閉鎖するという。
Post Newsは2022年11月にクローズドβ版として立ち上げられたSNS。モバイルアプリとWebアプリがあり、特徴の1つは、Fortune、Business Insider、Wired、The Boston Globeなどの有料コンテンツを、記事ごとに数セント支払うことで読めることだ。
バーディン氏は、「毒のないコミュニティ、パブリッシャーが関与するプラットフォーム、マイクロペイメントでの記事購入に関する多くの理論を検証するアプリを構築した」が、消費者に普及させるための適切なサービスにすることができなかったとしている。
ユーザーには来週から投稿をダウンロードするツールが提供される見込み。5月31日まで、記事購入のために持っているチップの残金を引き出せる。
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