Cygamesが4月10日に公開したのは「『グランブルーファンタジー』100万行を超える大規模なシステム再構築〜10周年のその先へ〜」というデベロッパー向けの資料だ。3月に10周年を迎えたスマホ向けRPG「グランブルーファンタジー」で実施した100万行を超えるシステムの再構築の裏側を解説している。
資料を作成したサーバサイドエンジニアの伊藤顕二郎さんは「グラブルは数十人規模のエンジニアが開発・運用に当たっているが、リファクタリングに関しては6人のバックエンドエンジニアを中心に専任チームで進めた」「工数で解決するのではなく、開発の効率化によって実現している」などと述べ、そのノウハウを紹介している。
(関連記事:「グラブル」のリファクタリングに関する資料、Cygamesが無料公開 6人の専任チームのノウハウを紹介)
Sansanでは、新卒研修で使った資料を公開しており、その中には「テストコード」を解説したものもある。23年時点で入社2年目だった社員が作成したもので、Pythonのテストフレームワーク「pytest」でのテストコードの書き方や、VSCodeでのテスト方法などを解説している。
Sansanではこの他にも、テックブログ内で新卒向け研修に関する記事を公開している。さらに内容を知りたい人はこちらも調べてみるといいかもしれない。
(関連記事:新卒向け「テストコード」の研修資料 Sansanが無料公開 Python上でのテスト方法を解説)
コンテンツマーケティング事業などを手掛けるウィルゲート(東京都港区)は、新入社員向け研修資料「エンジニア基礎」を公開している。資料では「エンジニアが持つべきプロ意識とは?」など、新社会人向けに仕事の基本の心構えなどを全218ページに渡って解説している。
作成したのは、同社の入社4年目のエンジニアで「エンジニアとして成長していくために、エンジニアとして必要なスタンスやマインドについて知る」ことを目指し、作ったという。フロントエンドやバックエンド、インフラなどのテクニカルスキルで成果を出すために必要なポータブルスキルやスタンス・マインドをまとめている。
(関連記事:早速出たぞ、24年度研修資料 新卒向け「エンジニア基礎」、ウィルゲートが公開 “プロ意識”を解説)
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