どうやって「グランブルーファンタジー」の100万行を超えるシステムの再構築を終えたのか──Cygamesは4月10日、そう題したデベロッパー向け資料を公開した。
2月に開催した、デベロッパー向けイベント「Developers Summit 2024」にて行った講演「『グランブルーファンタジー』100万行を超える大規模なシステム再構築〜10周年のその先へ〜」で使用したもの。全86ページに渡る資料を掲載した他、テックブログにて解説記事も公開中だ。
グランブルーファンタジーは、Cygamesが提供するスマートフォン向けRPGで、3月で10周年を迎えた。同ゲームでは、今後もサービス提供を続けていくために、100万行を超えるシステムの再構築を実施。その判断を決めた経緯や、手段、実際に遭遇した困難などについて解説している。
資料を作成したCygamesのサーバサイドエンジニアである伊藤顕二郎さんは「グラブルは数十人規模のエンジニアが開発・運用に当たっているが、リファクタリングに関しては6人のバックエンドエンジニアを中心に専任チームで進めた」と説明。「(リファクタリングを)工数で解決するのではなく、開発の効率化によって実現している」と述べ、そのノウハウを紹介している。
AWSをイチから学ぶには? AWSジャパンが最新勉強法を公開 学生や営業職にも
早速出たぞ、24年度研修資料 新卒向け「エンジニア基礎」、ウィルゲートが公開 “プロ意識”を解説
社内向け「画像生成AIガイドライン」 サイバーエージェントが策定 「既存作品や作家名の入力は禁止」
サイバーエージェントはなぜ“基盤モデル”を開発するの? 生成AIブームの今知りたい、AIベンダーの動向
AIは論文発表を変える? 民間企業が“学会で発表する意義” サイバーエージェントなどが議論Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR