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発想が変、タイパ最悪、だがそれがいい! エフェクトがかけられる新型“チェキ”で味のある写真を撮りまくる荻窪圭のデジカメレビュープラス(5/8 ページ)

» 2024年05月04日 13時00分 公開
[荻窪圭ITmedia]

撮った写真はスマホで

撮ったチェキプリントをテーブルにばらまいてみた。こうしてみるとカラーエフェクトのバリエーションがけっこうある

 とまあ、昨今はデジタルでやっちゃうようなエフェクトをアナログでやるのがユニークすぎるカメラだった、しかもインスタントフィルムなので1枚限りである。

 そこにインスタントフィルムの真骨頂が詰まってるのだ。

 その代わり、チェキプリントを撮影して保存するアプリ「intax UP!」が用意されている。

「instax UP!」の起動画面。最後にスキャンした写真が大きく出る。ここにはチェキプリントのスキャン、ギャラリー、アルバムの機能がある。もちろんスキャンしたものをフォトライブラリに入れたりシェアしたりもOk

 プリントをテーブルの上などにおいて、それをスキャンしてスマホにためていくのだが作業はすごく簡単だ。スキャンモードでアプリを向けると自動的にプリントを見つけてくれるので、「scan」ボタンをタップしたあとは全自動だ。

撮影風景。テーブルはチェキプリントのフレームの色とかぶらない方がいい。フレームの微調整はできるけど

 自動的に枠を見つけてまっすぐになるよう補正して撮影してくれるので、SNSでシェアしたり相手のスマホに撮ったものを送りたいときにいい。

 プリントを机の上にばらまいたように見せてくれるのもチェキっぽい(もちろん普通のサムネイル表示もできる)。

やっぱチェキフィルムはこうして無造作にばらまいた感じが似合うよね。ボタンをタップするたびにシャッフルし直してくれるのもよい

 ここから先の作例はすべてこれでスキャンしたものだ。

 まずは普通にポートレート。横位置で、背景が暗い色だったので顔がトバないよう1段暗くして撮影なり。

横位置で撮影。メモの「NDV」はエフェクトなしで1段暗くしてビネットはオンという意味。メモしとかないと分からなくなるからね。フラッシュは自動で発光した

 次は店頭に立ってた黄色い消火栓(もちろん本物じゃない……はず)。

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