さまざまなスタンドアロン型VRヘッドセットを「SteamVR」で利用できるようにする「ALVR」が、Apple Vision Proに対応した。App Store上で公開されたもので、PCとWi-Fi接続することで、SteamVRに対応したゲームやアプリのストリーミングが可能になるという。無料で利用できる。
ALVRはオープンソースで開発が続けられており、Apple Vision Proへの対応はこれまで招待者限定のベータ版として提供されていたが、今回正式にサポートされた。ハンドジェスチャー入力やNintendo Switch Joy-Conコントローラーなど、さまざまなデバイスでの入力が可能な他、より高度な空間コンピューティング機能向けに、Lighthouseベースステーションのセットアップも可能という。
Apple Vision Proの利用には、プレイスペースから20フィート(約6.1m)以内に802.11acなど5GHzに対応したWi-Fiルーターがあり、300Mbps以上の速度があること、ストリーミングPCがイーサネット経由で直接ルーターに接続されていることなどを推奨。また、AirDropやHandoffを無効化し、5GHzチャンネル切り替えによるストリーミングの中断を回避するよう案内している。
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