さまざまなスタンドアロン型VRヘッドセットを「SteamVR」で利用できるようにする「ALVR」が、Apple Vision Proに対応した。App Store上で公開されたもので、PCとWi-Fi接続することで、SteamVRに対応したゲームやアプリのストリーミングが可能になるという。無料で利用できる。
ALVRはオープンソースで開発が続けられており、Apple Vision Proへの対応はこれまで招待者限定のベータ版として提供されていたが、今回正式にサポートされた。ハンドジェスチャー入力やNintendo Switch Joy-Conコントローラーなど、さまざまなデバイスでの入力が可能な他、より高度な空間コンピューティング機能向けに、Lighthouseベースステーションのセットアップも可能という。
Apple Vision Proの利用には、プレイスペースから20フィート(約6.1m)以内に802.11acなど5GHzに対応したWi-Fiルーターがあり、300Mbps以上の速度があること、ストリーミングPCがイーサネット経由で直接ルーターに接続されていることなどを推奨。また、AirDropやHandoffを無効化し、5GHzチャンネル切り替えによるストリーミングの中断を回避するよう案内している。
「PS VR2」がPCゲームに対応 専用アダプターでSteamのVRゲームが遊べる
Apple Vision Pro、日本で6月28日に発売へ 59万9800円から
「Apple Vision Pro」レビュー 渡米してまで買う価値はあったのか
Apple「空間ビデオ」向けにハイエンド機材ぞくぞく キヤノンとブラックマジックデザインから登場
「Meta Horizon OS」がAndroidのようなオープンに MicrosoftやASUSがMRヘッドセットを開発中Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR