KADOKAWAは7月2日、「クレバテス-魔獣の王と赤子と屍の勇者-」のアニメ化を発表した。しかし同時にスタートしたアニメ公式のXアカウントの名前は「くれ」(@clevatess_anime)。Xのプロフィール変更規制のため、しばらく変更できないという。
公式アカウント「くれ」は2日夕方、「現在Xのプロフィール変更に規制がかかっており名前を変更できない状況ですが、『クレバテス-魔獣の王と赤子と屍の勇者-』TVアニメ公式アカウントです。申し訳ありません。しばらくお待ちください。」と自己紹介。その後もめげずにティーザービジュアルや第1弾PVなどを投稿している。
Xの場合、「@」から始まる「ユーザー名」はアカウント固有のもので変更できないが、「表示名」(名前)は、いつでも変更できる。しかし、前回の変更からあまり時間が経っていないと「プロフィールの審査をしています」とアラートが出て、名前やプロフィール画像を変更できなくなることがある。
今回の場合、事前に仮の名前で作成したアカウントを、発表に合わせて正式な名前に変更しようとしたものの、前回の変更あるいはアカウント作成から時間が経っていなかったため、アラートが出たとみられる。
実は、こうしたトラブルは珍しいものではない。例えば今年2月の「猫の日」には、企業の公式X担当者たちがおふざけでアカウント名を変えたところ、猫の日が過ぎても名前を戻せず、「ニャウヒュッテ」や「スカイニャーク」といった名前でしばらく運用していた。
クレバテス-魔獣の王と赤子と屍の勇者-は、「LINEマンガ」で連載中の岩原裕二さんによる人気コミックを原作とするアニメ作品。──幼い頃から勇者に憧れていたアリシアは、王に選ばれし13人の勇者の1人となる。伝説の剣を携え、魔獣王クレバテスの討伐に赴く勇者たち。だがその蛮勇は、エドセア大陸全土の人族を滅ぼしかねない最悪の危機を招いてしまう。世界に唯一残された希望は、魔獣王に託された1人の赤子だった──。
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