キヤノンから多くの人が待ち望んでいた新製品が2つ、正式に発表された。1つは、5月に開発発表だけされていたEOS Rシリーズ初の「1」モデル、「EOS R1」だ。
ソニーが「α1」、ニコンが「Z9」とフラッグシップを投入した時期、キヤノンが用意したのは「EOS R3」と、あえてフラッグシップの型番を付けなかった。今回はとうとう「1」である。
そしてもう1つ、同時に発表されたのが「EOS R」の主力モデルの1つでありながら後継機がなかなか出なかった「EOS R5」の新型「EOS R5 Mark II」だ。R5と同時に出たR6は早々に「Mark II」を出していたので、R5を狙っていた人はやきもきしていたに違いない。
同時に発表したのには意味があった。同じ新技術を多く搭載しているのである。同時に開発されていたということだ。今回は、実機を触る機会があったので、ちょっと感想がてら解説を。
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