中学生の子を持つ親の4割は、子供がオンラインでつながっている相手を把握していない──NTTドコモの社内研究機関・モバイル社会研究所は8月5日、そんな調査結果を発表した。
子供がオンラインでつながっている相手について「把握している」(12%)、「ある程度把握している」(38%)と回答した親は合わせて50%だった。一方、「把握していない」(12%)、「あまり把握していない」(29%)は計40%だった。
この他、子供がスマホを利用している時間について「把握している」「ある程度把握している」と回答した親は計83%。子供が使用しているサービスやアプリは76%、ゲームなどへの支払いについては60%の親が把握していた。
他の項目に比べ、つながっている相手を把握している割合が少なかった点についてドコモは「SNSやゲームなど、様々な利用シーンで子どもたちはつながっており、親も把握しづらい状況が垣間見える」としている。また「普段の親子の会話時間」を合わせて集計したところ、親子の会話時間が長いほどスマホでつながっている相手を把握している割合が高い傾向にあることも分かった。
調査は関東(1都6県)の小学生および中学生とその親を対象に、2023年11月に実施。有効回答数は600だった。
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