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動画カメラの“本命”か──ソニー「ZV-E10 II」はスマホ世代に向けた秀逸な入門機荻窪圭のデジカメレビュープラス(3/8 ページ)

» 2024年08月17日 13時14分 公開
[荻窪圭ITmedia]

 本体上面に3つのカプセルマイクが内蔵されており、動画撮影時は付属のウインドスクリーン(通称:もふもふ)をアクセサリシューに取り付ける。

動画を撮る人はこのように付属のウインドスクリーンを付けるべし。音声の収録が格段に安定する

 これがあると、屋外での動作撮影時の音声が全然違う。風の音を軽減し音声をきちんと拾ってくれるのだ。

 前モデルと比べて進化した点も挙げたい。それはタッチパネルを使った操作系だ。最新のVLOGCAMと同様のタッチ操作が導入された。

 撮影やフォーカス・連写、さらに検出する被写体の選択などよく使うものを選べる。

背面から。EVFは未搭載。タッチ操作を使えば必要な項目の設定や撮影も画面上で行える。VLOGCAM向きのインタフェースだ

 自撮り時も画面上のボタンでほぼ操作を賄える。なお三脚にしているのが別売りのシューティンググリップ。動画撮影時はグリップになる。。

モニターをひっくり返して自撮り中。このときもタッチ操作でコントロールできる。

 よくできているのは「おまかせオート」での「画像調整」機能だ。「おまかせオート」だとすべてカメラ任せになるのかと思いきや、そうじゃないのである。

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