コクヨは10月3日、VIE(神奈川県鎌倉市)、東京建物(東京都中央区)と共同で、音楽や映像で脳を刺激し、働きやすい空間を提供するという可動式ブース「VIE POD(ヴィーポッド)」を発表した。
コクヨが2020年7月に発売した1人用の可動ブース「WORKPOD FLEX」をベースに、31インチのモニターやサウンドバーを備えた。タブレット(別売)の専用アプリを操作し、VIEが配信する「ニューロミュージック」や映像コンテンツを視聴できる。
ニューロミュージックは、「ユーザーのなりたい感情や気分に導いてくれるよう設計された脳に刺激を与える音楽」(VIE)。アプリでは作業の状態(仕事、クリエイティブ、ブースト)や気分(CHILL、ZONE)によって楽曲を選択できる。
コクヨは「映像と音楽の刺激で“集中力”や“リラクゼーション”といった新しい付加価値を提供する」としている。
VIE PODは9月下旬に販売を始め、東京建物が再開発組合の一員として参画している「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」の入居オフィステナントのワーカー向け共用設備として納入したという。今後は個別案件としての提案も進める。
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