JALは11月6日、電動キックボードのシェアリングサービスなどを手掛けるLime(東京都港区)と協業を始めた。Limeの電動キックボードの利用に対し、JALのマイルを付与。他にも、ポート設置の拡大などをサポートするという。
JALマイレージバンク会員を対象に、Limeのシェアリングサービスの利用で、100円につき1マイルを付与する。
ポート設置のサポートでは、第1弾として7日から、沖縄県那覇市内に40ポートを設置し、電動キックボードや電動アシスト自転車など全180台を配備する。他にも、各観光地などでのLimeのサービス展開を支援。安全性向上に向け、ヘルメット着用を推進するなどの啓発活動にも協力するとしている
JALは今回の提携について「日本では、都市部での交通渋滞や観光客の増加に伴う移動手段の供給不足、また、都市部以外では公共交通機関が十分に行き届かないラストワンマイルの課題が顕在化している」と説明。次世代の移動手段として電動キックボードなどの普及を目指す。
Limeは、世界最大手の電動キックボードなどのシェアリングサービス。世界280都市で6億回以上の乗車実績があるとしている。日本では8月19日にサービスを開始。JALの他、三井住友海上火災保険とも協業している。
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