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ニコン「Z50II」はなんだか“ちょうどいい”デジ一眼 価格も手頃なスタンダード機の実力は?荻窪圭のデジカメレビュープラス(3/8 ページ)

» 2024年11月30日 13時14分 公開
[荻窪圭ITmedia]

大きな進化点はAF回りと超高速連写

 Z50IIはニコンのミラーレス入門機といっていいくらいベーシックなカメラであるが(それがいいところ)、イマドキの機能もしっかり入っている。

 まずはAF。被写体検出は人物・動物・鳥・乗り物・飛行機・車・バイク・自転車・列車の9種類。オートモードもある。

AFエリアモードと被写体検出設定を一緒に設定できるのがニコン。被写体検出設定にオートがあるのはうれしい
オートのまま猫の瞳をしっかり検出しているの図

 初めてデジタル一眼を買って気軽に楽しみたい人もターゲットと考えると、被写体検出にオートがあるのは良い。普段はオートにしておけばいいのだ。

 猫瞳AFで撮影した、水を飲んでいるうちの猫。

水を飲むうちの黒猫(24mm 1/100秒 F1.7 ISO1600)

 さすがに舌を出した瞬間を狙って撮るのは無理なわけで、ここではハイスピードフレームキャプチャー機能を使って撮影している。

 C15とC30の2種類あり、それぞれ秒15コマと30コマ。

 C15/C30にセットすると自動的に電子シャッターとなる。

ドライブモードボタンを押し、C15をセレクトしているの図

 さらに上位機種と同様、プリキャプチャー機能も搭載。シャッターを押す直前の画像から記録できるので咄嗟の動きに対応できるのがうれしい。

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