米Metaは1月6日(現地時間)、新たに3人の取締役を迎えると発表した。そのうちの1人は、総合格闘技団体UFCのCEOであるダナ・ホワイト氏。ホワイト氏はドナルド・トランプ氏の支持者として知られており、総合格闘技愛好家であるMetaのマーク・ザッカーバーグCEOとの交流もある。
Metaのマーク・ザッカーバーグCEOは自身のFacebook投稿で、ホワイト氏について「起業家としての才能と、(UFCという)これほど愛されるブランドを築き上げた彼の能力を尊敬している」と語った。同氏はブラジリアン柔術で青帯を取得しており、格闘技を通じてホワイト氏との関係を築いていた。
Metaは3日には国際問題担当プレジデントとして、共和党とのつながりで知られるベテラン幹部、ジョエル・カプラン氏を指名したばかりだ。
ホワイト氏と共に新たに取締役会に加わるのは、欧州の投資会社Exorのジョン・エルカンCEOと、米Microsoftでグローバル企業戦略責任者を務めた後、現在はIT系投資家として活動しているチャーリー・ソンハースト氏。ソンハースト氏はMicrosoft時代、(実現しなかった)Yahoo!の買収提案やSkypeの買収を主導した。
これでMetaの取締役会は13人体制になる。
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