2025年日本国際博覧会協会(万博協会)は4月11日、「大阪・関西万博」の前売入場チケットの販売状況を公表した。4月9日時点で累計販売枚数は906万5655枚。目標としていた1400万枚には遠く及ばない見通しとなった。
内訳は、会期中に1回入場できる「一日券(超早割・早割)」が751万4022枚で最も多く、入場日が7月18日までに限定される「前期券」が71万2005枚、4月26日までの「開幕券」が37万9475枚が続く。販売は12日まで。
前売チケットは2023年11月30日に発売し、4月13日の開幕までに1400万枚を販売する計画だった。大阪府の吉村洋文知事は9日の定例会見で販売状況に触れ「(残り3日で)1400万枚は難しい」としながらも「日々の販売枚数は増えている」とした。
「1月の段階では一週間あたり5万枚という状況だったが、直近では19万枚。またテストランの最終日(4月6日)には1日で5万枚と大きく伸びた。損益分岐点である1800万枚を目指して進める」。なお、大阪・関西万博では、予約(前売り券購入者)で会場がいっぱいにならない日は当日券を販売する計画だ。
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