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6年ぶり登場、LUMIX「S1RII」は全てが進化してダイエットにも成功した“全部入りカメラ”だった荻窪圭のデジカメレビュープラス(5/8 ページ)

» 2025年04月13日 13時14分 公開
[荻窪圭ITmedia]

 まずは被写体自動認識ものから人物である。

被写体自動認識選択画面。新たに「自転車」(ロードレース撮影などが対象)が加えられた

 ファインダーは約576万ピクセルのOLED。ファインダーも背面モニターも実に明るくて見やすく、撮影は快適だ。

 レンズは24-70mm F2.8(LUMIX S PRO 24-70mm F2.8)で。

室内で。鏡に映った照明の光が強い分全体にアンダー気味にはなったが、AWBは優秀。色や階調がすごくいい感じに出ている(24-70mm 46mm 1/60秒 F2.8 ISO800)

 続いてポートレートなら中望遠だよなってことで、85mm F1.8。フォトスタイルに「L.クラシック ネオ」を選んでみた。彩度を抑えてコントラストは浅めになる。

昨今のLUMIXといえばフォトスタイルやリアルタイムLUTを駆使した画作りだよねってことで
背景がヌケる場所でポートレート。ほどよく優しい感じで(85mm 1/2000秒 F1.8 ISO80)

 LUMIX S9から採用された「リアルタイムLUT」にももちろん対応。デフォルトで「Sample LUT」が3つ、さらにスマホの「LUMIX Lab」からLUTを作成したり、クリエイターが作成したLUTをダウンロードしてカメラにセットすることができる。

アプリ「LUMIX Lab」でスマホと接続すると、スマホ経由でリアルタイムLUTを転送できる。SampleLUT1から3はデフォルトでカメラにセットされているもの

 ここでは以前から個人的に気に入っている「Sample LUT3」を当ててみた。

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