ITmedia NEWS >
STUDIO PRO

1.4型センサー搭載のキヤノン「Powershot V1」は動画と静止画どっちも撮れる本格コンデジだった荻窪圭のデジカメレビュープラス(6/8 ページ)

» 2025年04月19日 12時14分 公開
[荻窪圭ITmedia]

動画モードもチェック

モニターを開いて自撮り動画撮影中

 さて動画である。さすがに無視はできない。

 最高で4K/30fps(クロップしてOkの場合は4K/60fps)。基本は4L/30fpsはフルHDの60fpsというところだ。

Qメニューから選べる動画記録サイズ。動画は4Kの30fps(ただし、クロップモードにすれば4Kで60fpsまでいける)

 超広角系なので電子式手ブレ補正をかけて画角が少し狭くなっても十分な広さを確保できるので自撮りしながら歩いても狭いとは感じない。

4Kの動画から切り出した1枚。後ろでカメラ構えてる人は気にしないで下さい

 続いて、Log撮影やフィルターもなしで4K動画から切り出したもの。

電子式手ブレ補正をかけていても元が16mm相当なのでかなり広く撮れるのが分かる

 続いて望遠端での撮影。

 東急世田谷線。招き猫車両が偶然やってきたのでパンしながら撮影してみた。背景を見ると少しローリングシャッター歪みが出ている。

東急世田谷線を追った動画から2フレーム切り出してみた。2枚目を見ると、背景が少し歪んでいるのが分かる

 もちろん縦位置での動画にも対応している(縦位置動画対応はオンオフできる)。

縦位置で撮った招き猫群の動画から切り出し

 Vlog系のコンパクトなカメラで重要なのは手ブレ補正と音声。Powershot V1では手ブレ補正の弱と強に加えて「自動水平補正」と「被写体追尾IS」が追加された。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アイティメディアからのお知らせ

あなたにおすすめの記事PR