なお、この自動水平補正は「GoPro」や「OSMO ACTION」といったアクションカメラほど強力ではない。昨今のアクションカメラは45度、中には90度まで傾けても水平を保ってくれるが、Powershot V1では手持ちで撮っているときにちょっと傾いてもokというくらいだ。
でも手ブレ補正機能にいささか不安があったPowershot V10に比べればかなり強化されており、手持ちでの撮影も実用性は高い。
また、動画時のフィルターにはファンタジー、オールドムービー、メモリーなど5種類のフィルターも用意されている。
音声もウインドスクリーンを装着すれば屋外でも声をしっかり拾ってくれてノイズも気にならない。
Powershot Vシリーズの初代機である縦型のユニークなカメラ「Powershot V10」は一から動画に特化したカメラとして登場した。
Powershot V1は、従来のPowershot系ハイエンド機(G7Xから露出補正ダイヤルを省いた感じ。個人的には付いててほしかった)にVlog向けの動画機能が合体したモデルといってよさそうだ。
なので全体としてみれば、動画特化カメラというより、写真も動画も撮れる1.4型センサー機と思えばいいかと思う。
そして、この1.4型センサーは多くのハイエンド機で使われている1型センサーよりも新しくて非常に良さげなので、このセンサーを搭載したスチルメインのEVFを搭載して24-105mmくらいのレンズを搭載したPowershot Gが出ないかなあ、とはちょっと思っております。
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