背面から見る。
中央のモニターは縦位置。面白いよね。これだと横位置で撮ろうという気にならなくなるのがまた面白い。
静止画と動画の切替スイッチもあって動画も撮れるけど、まあ静止画で撮りたいカメラだよね。
画面のISO感度の所に青枠がついてるけれども、これはタッチ操作ができますという印で、ここをタップするとISO感度を変えられる。
AFは中央一点か、9点の選択式+瞳検出。わざとだそうしたのだと思うけど、最新の賢くて速いAFではない。半押ししてAFロックして……って懐かしい撮り方を思い出したい。
注目はモニターの左側にある細長い窓。ここには「撮影するフィルム」が表示されるサブディスプレイなのだ。
70年代後半くらい(たぶん)からカメラにフィルムを確認する窓が付くようになったのだが、それを摸したのである。この窓をみて「懐かしい」と思う人は年がばれますな。
当時のフィルムコンパクトカメラの窓と並べてみた。
左のカメラは「CONTAX T2」。ISO400の24枚撮りフィルムが入っているのが分かる。
こういう、ちょっとしたギミックがX halfの特徴だ。
この細長い窓はタッチパネルになっていて、フィルムシミュレーションをここでさっとフリックで変更できる。
X halfの楽しさの一つはここ。常に今使ってるフィルムが分かると同時に、その場でさっとフィルムシミュレーション(計13モード)を変えられるので、自在に切り替えて撮れるのだ。
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