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デジカメなのに「期限切れフィルム」? 「X half」は富士フイルムにしか作れないカメラだった荻窪圭のデジカメレビュープラス(5/9 ページ)

» 2025年06月14日 08時14分 公開
[荻窪圭ITmedia]

 背面には十字キーもスティックもダイヤルもなく、操作はすべてタッチパネルで行う。基本は上下左右のフリック。

 右から左へフリックすると設定メニュー。ここでは左のサブディスプレイで項目を選び、右のメインディスプレイで設定するという仕組みだ。

設定系のメニュー。左のサブディスプレイで項目を選び、メインディスプレイで細かい設定を行う

 下から上へフリックすると、撮影メニュー。ここでは撮影モードやAFモード、瞳検出など。美肌モードもある。

撮影メニューでは撮影モードやAFモードなどを設定できる。人を撮るシーンをメインで考えているのか美肌モードはしっかりと

 ここでシャッタースピード優先やマニュアル露出も選べる。シャッタースピードは画面上のタッチパネルで操作するのだ。せっかくアナログな操作感が楽しめるのだから、絞り優先AEとプログラムAEだけでよかったんじゃね? とも思うけどね。

 左から右へフリックすると、左のサブディスプレイの内容をフィルムシミュレーションとフィルターの間で切り替えることができる。

左から右へフリックするとフィルムシミュレーションで撮るかフィルターを使って撮るかを指定できる

 この「フィルター」がX halfならではといっていい。instaxゆずりのフィルムっぽいエフェクトがいっぱい入っているのだ。

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