ゲーム作成・共有プラットフォームを手掛ける米Robloxは7月15日、クリエイターが人気IPを使ったゲームを二次創作でき、ライセンス元に収益を還元するプラットフォーム「Roblox License Manager」を発表した。
セガ、Netflix、講談社などとパートナーシップを締結。「イカゲーム」「ストレンジャー・シングス 未知の世界」「トワイライト」「ソウ」「ダイバージェント」「グランド・イリュージョン」「龍が如く」の7つのIPライセンスが利用できる。今後「ブルーロック」「転生したらスライムだった件」を追加する予定だ。
IPホルダーが、自社IPのライセンス契約を簡便に管理できるプラットフォーム。契約条件のカスタマイズ、ゲーム内でのIP使用状況の監視、収益分配の自動収集などが可能で、従来数カ月を要していた契約プロセスが数日から数時間で完了するという。
Robloxの平均日間アクティブユーザー数は9780万人。ゲーム内課金やアイテム販売の収益がクリエイターに分配される仕組みで、人気ゲームを制作したクリエイターは継続的な収入を得られる。2024年にはクリエイターが前年比25%増の9億2300万ドルを獲得し、2025年は10億ドルを超える見込みという。
今後、対応するIPホルダーを拡大していく予定。同社は、ゲーム関連の世界全体のコンテンツ収益の10%を、自社エコシステムに流すことを目標に掲げている。
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