ディー・エヌ・エーは8月7日、2026年3月期第1四半期(4月1日〜6月30日)の決算結果を発表した。売上収益は417億2700万円(前年同期比22.8%増)、営業利益138億円(同620.0%増)、税引前利益158億7100万円(同253.6%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益112億300万円(同267.1%増)となった。
主にゲーム事業が業績をけん引した。同事業の売上収益は181億3500万円(同61.7%増)、セグメント利益は100億5700万円(同1061.1%増)に。ヒットしているのはやはり、スマートフォンゲーム「Pokemon Trading Card Game Pocket」(ポケポケ)であり、配信当初の初速から反動があったものの、引き続き売り上げに大きく貢献した。
その他の事業については、ライブストリーミング事業の売上収益99億7100万円(同2.2%減)、セグメント利益は10億200万円(前年同期は576百万円の損失)、スポーツ事業の売上収益は113億8400万円(同13.6%増)、セグメント利益は39億6800万円(同19.0%増)、ヘルスケア・メディカル事業の売上収益は16億7600万円(同9.0%減)、セグメント損失は13億5300万円(前年同期は13億700万円の損失)となった。
この結果に伴い、26年3月期の連結業績予想も開示。ゲーム事業のヒットの反動や成長投資の価格変動を考慮し、売上収益は1460億〜1540億円、営業利益は200億〜250億円とレンジで発表した。
「ポケポケ」大ヒット、ゲーム事業の利益“1016.1%増”──DeNAの24年度通期決算が黒転
「ポケポケ」強し──DeNA、ゲーム事業の利益が8126.8%増 「これまでのタイトルと比べて継続率が非常に高い」
DeNA、全社員の“AI活用レベル”評価へ 半期ごとに目標設定、等級別の推奨要素に
企画を通すなら「生成AIで作ったプロトタイプ」付きで――DeNAが一部部署で “書類だけ”はNGに
DeNA、“AI事業特化”の子会社「DeNA AI Link」設立 AIエージェントの提供もCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR