ケルヒャー ジャパン(神奈川県横浜市)は8月25日、手のひらサイズのモバイル高圧洗浄機「OC Handy Compact(通称:ハンディエア)」を一般販売すると発表した。9月15日から全国の家電量販店、ホームセンター、直販サイトなどで順次販売する。価格は1万3620円(税別)。
コンセントや水道につながなくても利用できるモバイル高圧洗浄機。ペットボトルやバケツから吸い上げた水を1時間あたり最大150L噴射する。圧力は一般的な水道の約7.5倍となる1.5MPaとしている。
水流を1カ所に集中させる「ポイントジェット」、散水に適した「シャワー」など4つのモードを切り替えて使える4in1ノズルを搭載。泡洗浄ができる洗浄剤ノズルも標準で装備した。
電源は内蔵のリチウムイオンバッテリーで、最大約30分駆動する。充電時間は約3時間。
本体重量は780gで、ハンドル部をたたみ、リュックのポケットなどに収納できる。製品には5mの自吸用ホース、ペットボトルホルダー、充電用USBケーブル(充電器はなし)などが付属する。
ハンディエアは、ケルヒャーが「高圧洗浄機を携帯する、という新しい清掃習慣を作り出したい」として開発。6月にクラウドファンディングサイト「Makuake」で売り出したところ、用意した2500台がわずか20分で完売。「買えなかった」という声も多かった。
同社はその反響の大きさから、プロジェクト終了時に「至急社内で協議」するとコメントを残し、後日ITmedia NEWSの取材に「一般販売へ向けて尽力する」と回答していた。
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