9月25〜28日にかけて幕張メッセで開催中の「東京ゲームショウ 2025」(TGS2025)。出展社数は1138社で過去最多で、うち615社が海外からの出展という。イベントを運営するコンピュータエンターテインメント協会は参加国の詳細な内訳を公開していないものの、現地では中韓勢の絢爛(けんらん)な展示が目立つ。
これまでも「原神」を手掛ける中国miHoYo、「第五人格」を手掛けるNetease Games、「勝利の女神: NIKKE」を手掛けるLevel Infinite、韓国ゲーム大手ネットマーブルなど中韓勢が参加してきた東京ゲームショウ。記者は2018年ごろから、コロナ禍を除きTGSに参加し続けてきたが、今回はひときわ中韓勢が目立っているように感じた。
理由はいくつかあるが、最も印象的な点は展示の豪勢さだろう。26日のビジネスデイ時点で、おおむねフォトスポットや試遊が中心だった日本勢に対し、中韓勢はコスプレイヤーやコンパニオンを何人も起用。派手なセットやオブジェをふんだんに使い、展示を目立たせていた。
例えば中国産のMMORPG「逆水寒」のブースでは、何人ものコスプレイヤーが時代劇のような舞台でダンスを披露。「イベントの最後には、豪華プレゼントが舞台上から降り注ぎます」とアナウンスし、人を集めていた。
韓国Smilegateの新作ゲーム「MIRESI:視えない未来」のブースでは、大きな箱型に組み立てたモニターに、グラマラスな体形のキャラクターを投影。キャラクターはなまめかしく動き、道行く人たちに声をかけていた。他にもアイドルグループのダンスを披露するブースや、まるで工場のようにベルトコンベヤーが可動するオブジェを展示しているブースもあった。
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