米Microsoftは9月29日(現地時間)、Windows 11のテスト版を配信する「Windows Insider Program」で、「更新とシャットダウン」を選んでもシャットダウンしない不具合を解消した新ビルド「Build 26120.6760」を、Betaチャンネル向けにリリースした。
Windows Updateの更新プログラムの適用待ち状態で「更新とシャットダウン」を選んでも、シャットダウンされず、PCが起動したまま――という不具合が起きていた。
この問題は、Windowsの過去のバージョンから多くのユーザーが体験しており、今回のアップデートに「自分で押し間違ったのかと思っていた。不具合だったのか」「仕様だと思ってた」「直す気あったんだ」「やっとか」などの反応がSNSで出ている。
このビルドには、タスクバーからネットワーク速度をテストする新機能や、タスクバーのバッテリーアイコンが実際の充電状態と同期しない問題の修正、ロック画面でメディアコントロールが表示されない問題の修正など、さまざまなアップデートが含まれている。
修正は、Windowsの新機能を試せる「Windows Insider Program」参加者向けのテスト版で提供されており、一般向けのリリース時期などは不明。
Windows Insider ProgramのBetaチャネルは、Windows Insider Programで提供される3つのテスト配信チャネルの1つ。開発段階のDevチャネルと、製品版直前のRelease Previewチャネルの中間で、製品版に近い安定性を持つバージョンが配信される。
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