2025年のノーベル生理学・医学賞に選ばれた「制御性T細胞」の研究に関連し、人体の細胞を擬人化したバトル漫画「はたらく細胞」(作:清水茜)掲載誌「シリウス」(講談社)の編集部が10月7日、制御性T細胞が登場する同作のストーリーをXで公開した。
作品の公式アカウントも、アニメ版の「制御性T細胞」登場シーンをXで公開。作者の清水茜さんによるノーベル賞祝賀イラストも公開した。
はたらく細胞は、人体のさまざまな細胞を擬人化し、体内での作用をバトル風に描いた作品。制御性T細胞は、スーツを着たクールな美女として登場し、無表情で免疫細胞を見極めて制御が必要か判断する。
Xで公開された漫画のシーンは、がん細胞を「外敵ではない」と判断し、免疫細胞による攻撃を抑制しようとする内容。コミックスの5巻に収録されている。
アニメ版のシーンは、制御性T細胞がPCに向かって冷静に仕事をしている様子を描いている。
「はたらく細胞」は過去にも、新型コロナウイルスの脅威を描いたエピソードを政府ともに制作してYouTubeで公開したり、スギ花粉の時期に、花粉症のメカニズムを解説するアニメのストーリーを公開したりしてきた。
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