カードの原材料が供給終了に──アーケードゲーム機の開発などを手掛けるセガ フェイブなどは10月8日、アーケードゲーム「艦これアーケード」についてそんな発表をした。同ゲームはゲームセンターなどで提供中で、100円からカードの購入やゲームのプレイできる。しかし、カード製造のための原料品自体が供給終了となり、製造継続が困難な状況になった。
艦これアーケードは2016年4月に稼働開始したアーケードゲーム。艦船を擬人化したキャラクターを描いた「艦娘カード」を組み合わせて、各ステージ攻略をしていくシミュレーションゲームだ。
セガ フェイブなどの運営チームは8日、「艦これアーケード10周年に向けて皆さんへのご協力のお願い」と題してカード原材料に関する実情を発表。「今後は限られた艦娘カードの在庫を適切に運用し、できるだけ長く、少しでも多くの皆さんに艦これアーケードの楽しさを届けたい」と考えを明かし、プレイヤーに対して払い出し枚数を必要最小限にとどめてほしいと訴えた。
また9日からは新たなゲームモード「払い出し無しモード」を実装する。このモードでは、艦娘カードを払い出しせずにゲームプレイが可能になる。運営チームは「この機能はカードの在庫がなくなった後も、引き続き、ゲームプレイを提供するための措置となる」と説明している。
他にも、艦娘カードに関するユーザーサポート対応も一部方針を変更に。ゲームプレイに関するサポートに注力し、カードの印刷状態に対して“過度に高い品質を求める要望”には、対応を控えると表明している。
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