おしゃれなコンデジ「IXY 650 m」でエモい写真を撮ってみた 12倍ズームに内蔵フラッシュも便利：荻窪圭のデジカメレビュープラス（3/6 ページ）

[荻窪圭，ITmedia]

IXYならではの撮影を楽しもう

IXY 650 mで撮影中の図

　この小さなカメラの上面にあるのは電源スイッチとシャッターと撮影モードスイッチだけ。この撮影モードも、写真・クリエイティブショット・プラスムービーオートの3つだけ。3つめは写真を撮るとその前後の動画も撮ってまとめてくれるものだ。その代わり写真はフルオートのみとなる。

上面から。操作系は最小限で実にシンプル。撮影モードもシンプルだ

　背面を見ると十字キーとボタンだけ。ダイヤル類はない。

　この画面はオートモード。人を見つけたので右上に人物アイコンが出てる。

背面から。十字キーの周りに、再生・動画撮影・Wi-Fiとボタンが並ぶ。スマホとWi-Fiで接続できる

　実にシンプルである。

　電源を入れ画面を見ながらズーミングし、シャッターを押す。基本はそれだ。

　では、まずオートであれこれ撮ってみる。AFエリアはオートのみ（人がいるとそこにあうけど）なので、狙いとちょっとずれてても撮るしかない。

夜の店内でカルボナーラ。色も質感もいい。さすがIXY（40mm相当 1/40秒 F4.0 ISO500）

　続いて沈む夕日にカメラを向けてみると（色がきれいだったのだ）。自動的に夕焼けとシーン認識されてより鮮やかに撮れた。

夕日が沈む瞬間と富士山。シャドウ部がちょっとざらついてるけど、それがナチュラルで悪くない（300mm相当 1/400秒 F7.0 ISO80）

　人物もオートで。

肌色も自然な感じでよし（25mm相当 1/160秒 F3.6 ISO160）

　暗いところでフラッシュがオートになっているとちゃんと光ってくれた。これぞコンパクトカメラの写り。

日没間近の暗い場所でフラッシュ発光。ISO800になると少しざらつきが目立つけど、フラッシュの光量は適切でいい感じに（25mm相当 1/60秒 F3.6 ISO800）

　FUNCボタンを押すと、撮影モードを変更できる。