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リチウムイオン充電池の“捨て方格差” 隣の区は「不燃ゴミ」で出せるのに……NEWS Weekly Top10

» 2026年01月13日 12時15分 公開
[岡田有花ITmedia]

ITmedia NEWS Weekly AccessTop10

1月3〜9日
順位
記事
ITmedia NEWSにおける1週間の記事アクセス数を集計し、上位10記事を紹介する「ITmedia NEWS Weekly Top10」。今回は1月3〜9日までの7日間について集計し、まとめた。

 先週のアクセス上位には、既にリコール対象だった充電式スピーカーによる発火事故の記事が入った。2025年ごろから、リチウムイオン充電池による発火事故の報道が増えている。使わなくなったバッテリーなどの廃棄に困っている人も多いだろう。

 政府は自治体に対して、リチウムイオン充電池の分別回収を呼び掛けているが、対応スピードは自治体ごとに差がある。筆者が住む杉並区は、ごみ回収では引き取ってくれず、区立施設12カ所に、開館時間内に持ち込む必要がある。

画像 杉並区はまだごみ回収で対応していない
画像 隣の世田谷区では回収が始まっている

 政府は25年4月、全ての自治体に対して、リチウムイオン充電池の分別回収を要請した。これに対応してお隣の世田谷区は25年10月から、リチウムイオン充電池を「不燃ごみ」として収集してくれているらしい。うらやましい。杉並区も早く対応してくれないだろうか。

 ただ、リチウムイオン充電池を安全に回収するには、回収車などへの厳重な火災対策が必要で、大きなコストがかかるようだ。売る側・買う側の責任を棚に上げ、対策コストを自治体に押しつけて税金で対応させるのも、ちょっと違う気がする。

 26年4月には法律が変わり、モバイルバッテリーや携帯電話などのメーカー・輸入業者に回収・リサイクルが義務付けられるらしい。自治体の対応とあわせて、メーカーにも回収ルートを整備してもらえれば、捨てやすくなると期待している。

 ただ我が家には既に、使わなくなったバッテリーが何個もあるし、中には膨らんでしまったものもある。今は耐火バッグに入れて保管しているが、早く処分したい。近いうちに、家から3km離れた清掃事務所に持っていくしかなさそうだ。

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