「細かいところでは、クリップを押さえておけば、消しゴムが引っ込まないので消しやすいとか、チャームとかが着けられるようにクリップに穴を開けていたり、と細部へもこだわりました。機能が分かりにくいこともあって、このシャープペンシルの面白さや魅力を、どうしたら広く伝えられるかについて、本当にいっぱい考えました」と多賀さんが言う通り、使えば使うほど細かい部分に用意された魅力や面白さに気がつくし、それらが、絶妙なバランスで組み合わされているため、全体にはシンプルで使いやすいシャープペンシルに仕上がっていて、つくづくいいペンだなあと感じてしまう。
オマケのステッカーも、単にキャラクターのステッカーが付いているというだけでなく、軸に貼って遊んでほしいというもの。私は、ペンにシールを貼ることに慣れていなくて、どう貼ればいいのかが分からなかったので、多賀さんにお手本を見せてもらったのだが、もう、ただ、そこらじゅうにベタベタと貼ってあって「思い切っていっぱい貼った方が楽しいんです」とのことだった。
初期ロットにオマケとして添付されているステッカーを貼ったエアステップ。ステッカーは軸に貼るデザインのものの他、スマホなどに貼れるエアステップのキャラクターのステッカーも付いてくる。このキャラクターのステッカーは柄が4種類あり、そのうちの一つがランダムに付いてくる仕様になっているデザインが気に入りすぎて、そこにステッカーを貼るのには勇気がいるのだけど、そのカジュアルさこそが、このペンの主張でもあるのだろう。ここまで色やデザインにこだわっていて、それを台無しにしてもオッケーという思い切りが素晴らしい。手書きの機会が少なくなった今だからこそ、普段遣いの筆記具というのは、このくらいライトな方が正解なのだと、私も思う。
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