オンライン家庭教師「オンラインのメガスタ」などを提供するバンザン(東京都新宿区)は2月16日、破産手続きを始めたと発表した。サービスは13日付で全て終了。同社は「債権者、生徒の皆さま、教師の皆さまに多大なるご迷惑をおかけする事態となり、心よりおわび申し上げます」と謝罪している。
オンラインのメガスタでは小学生〜高校生向けに、オンラインでの学習指導サービスを提供していた。1対1での指導や、蓄積してきた指導データを基に開発した「授業評価AI」が特徴で、オンラインのメガスタの公式XやYouTubeチャンネルは2月11日ごろまで更新していた。
東京商工リサーチの報道によると、バンザンの抱えた負債総額は約14億2100万円で、債権者は生徒約1800人を含めて3000人を超える可能性があるという。バンザンの事業は近年増収傾向で、2025年1月期の売上高は約35億円。26年4月には新たな事業も開始予定だった。
しかし、初期投資や広告宣伝費によって資金繰りが悪化。25年にはオンライン教育などのツールを開発する企業から利用代金支払を巡って訴訟を提起された他、26年2月上旬には複数の講師がSNS上で指導報酬の未払を訴える事態にもなっていたという。バンザンは東京商工リサーチの取材に対して報酬の未払いを認めて「2月13日に未払分の支払が完了する予定」とコメントしていたが、その先での今回の発表となった。
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