IT人材の6割弱が「管理職になりたくない」──レバテックは3月10日、こんな調査結果を発表した。現在管理職でないIT人材2118人に対し、管理職になりたいか聞いたところ、35.6%が「全く思わない」、21.4%が「ほとんどそう思わない」と回答した。
「非常にそう思う」と答えたのは4.2%、「ややそう思う」は14.3%、「どちらでもない」は24.5%だった。年代別に見ると、20代は管理職になりたいとの回答(計37.1%)となりたくないとの回答(計36.2%)がほぼ同率だった。一方、30代以降は管理職になりたくないとの回答が増え、50代では72.0%が「全く思わない」「ほとんどそう思わない」と答えた。
「全く思わない」「ほとんどそう思わない」と答えた1208人にその理由を複数回答で聞いたところ、最多は「責任やストレスが増えそうだから」(44.7%)。以降は「適性がないと感じる」(15.4%)、「技術者としての専門性を磨きたい」(12.8%)、「給与面でのメリットを感じない」(10.2%)などが挙がった。「業務や残業が増えそう」(4.6%)、「プライベートとの両立が難しそう」(5.0%)、人材育成に興味がない(3.8%)、「現在の所属組織に長く在籍するつもりがない」(2.6%)などもあった。
一方、「非常にそう思う」「ややそう思う」と答えた391人に理由を聞いたところ、最も多いのは「給与・報酬を上げたいから」(47.8%)。次いで「組織や部門の意思決定の権限を持てるから」(15.9%)、「組織への影響力を拡大したい」(14.8%)、「マネジメント力を高めたい・発揮したい」(9.2%)、「人材育成に興味がある」(6.9%)などが挙がった。
管理職になりたくないことを理由に、フリーランスを関心を寄せる声も一定数見られた。正社員か契約社員、アルバイトとして働く2794人にフリーランスへの関心を聞いたところ、29.8%(908人)が「とても興味がある」「やや興味がある」と回答。うち19.8%は、フリーランスとしての働き方に関心を寄せる理由として「管理職になりたくないから」を挙げた。
調査は2025年11月12日から19日にかけて実施。20歳から59歳のIT人材計3000人を対象にネット上でアンケートを取った。質問内容によっては、属性が当てはまる人からのみ回答を集めた。
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