NTTドコモは、3月31日をもって「iモード」および第3世代移動通信方式(3G)の「FOMA」を終了する。1999年2月にサービスを始めたiモードは27年、2001年10月に開始したFOMAは25年の歴史に幕を下ろす。
これに伴い、メールサービスの「iモードメール」、各サービスを案内する「iMenu」、ニュースや天気など様々な情報をドコモが配信する「iチャネル」なども31日に終了する。4月以降もiモードメールのアドレスを使いたい場合は、31日までに「Xi」(4G LTE)や5Gに対応した機種で「SPモード」を契約する必要がある。
iモードが登場した1999年は、いわゆる「Y2K」(2000年問題)やドット・コムバブル、ADSL回線による高速インターネット接続などが注目を集めた頃。iモードは、その年の2月22日に電子メール(キャリアメール)や機能縮小版ながらもHTMLを利用したWeb閲覧など、当時としては革新的なサービスを提供する世界初のモバイル・インターネットサービスとしてスタートした。
爆発的に普及したiモードは、10年に約4900万契約、FOMAは11年に約5700万契約とピークを迎える。しかし08年から09年にかけてiPhoneとAndroidスマートフォンが日本でも発売されて以降、iモード契約数は徐々に減少し、19年9月には新規受付を停止した。その後は20年3月に「iモード検索」、21年11月には「iモード公式サイト」が終了するなど段階的にサービスを縮小してきた。
19年10月の決算会見でFOMAとiモードの終了に言及したドコモの吉澤和弘社長(当時)は「iモードはモバイルインターネットの拡張に大きく貢献した。コンテンツやアプリは、ほぼそのままスマホに受け継がれ、生き続ける」とiモードを評価していた。
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