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国土地理院、「3次元電子国土基本図」を4月1日に提供開始 28年度末までに全国整備を目指す

» 2026年03月31日 11時52分 公開
[片岡義明ITmedia]

 国土地理院は、様々な地図の基礎となる電子国土基本図に、建物や道路(道路中心線)、鉄道(軌道の中心線)の高さを加えて3次元化した「3次元電子国土基本図」の提供を4月1日に始めると発表した。2028年度末の全国整備を目指す。

3次元電子国土基本図の表示例(静岡県掛川市長谷付近)(出典:国土地理院の発表資料、以下同)

 第一弾として、北海道、山形県、静岡県、京都府、兵庫県、島根県、宮崎県の一部地域のデータを提供する。価格は1面(2次メッシュ単位、2万5千分1地形図1面相当)あたり483円(税込)で、一般財団法人日本地図センターのWebサイトからオンラインで購入できる。

 3次元データは「数値地図(国土基本情報)」の2次元の地図データに高さの情報を付加する形で提供される。製品には従来の2次元データに加えて3次元データも格納されており、3次元データの有無による価格差はない。

 国土地理院は「3次元地図を全国統一規格で整備することで、より高度な解析が可能になるなど、情報としての利活用の幅が広がる」として、今後もデータ整備などの準備が整い次第、提供地域を拡大する」としている。

3次元電子国土基本図の表示例(函館市)
「3次元電子国土基本図」では建物上面の複数の高さが属性として追加されている。道路や鉄道は中心線を構成する各点が平面位置に高さを加えた座標を持つ

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この記事は、地図と位置情報のニュースを中心とした情報サイト「GeoNews」から転載、加筆したものです。URLはこちら

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