アドビオリジナルの日本語書体でこれまで最も太かったのは、アドビと米Googleが共同開発したオープンソース書体「源ノ角ゴシック」だ。吉田氏によれば「他の極太書体と比べると、デザインのコンセプト上、細くなってしまっている」という。近年のコンテンツ制作では動画サムネイルやゲームタイトルなど極太書体の需要が高まっており、アドビオリジナルの極太書体を開発することになった。
デザインには川越市内で見つけた看板の手書き文字が着想源の一つとなっている。ゴシック体的に均一な線幅と明朝体的なハライの抑揚が同じ文字の中に共存するスタイルで、これがネオクロのハライ設計に反映された。
ネオクロは現在も開発中で、リリース日は未定という。リリース後はAdobe Fontsに追加される予定で、Adobe Creative Cloudの有償メンバーであれば追加課金なしで利用できる。Adobe製品だけでなく、WordやExcelなどのビジネスアプリ、Webフォントとしても使用可能になるという。
フォントの日に合わせてSNSキャンペーンも実施される。Adobe Fontsと人気声優4名が「このフォントだったらこんな声」というコンセプトで組み合わせを当てるクイズ形式のキャンペーンを予定している。
夜8時からはYouTube配信「フォントの日だよ全員集合」がCC道場チャンネルで実施される。After Effectsを使ったバリアブルフォントの実紹介など全3部構成で配信される予定だ。
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