米Googleは5月12日(現地時間)、生成AI「Gemini」の利用を前提に設計した新型ノートPC「Googlebook」を発表した。AIによるサポート機能群「Gemini Intelligence」を特徴とし、Acer、ASUS、Dell、HP、Lenovoといったメーカー各社と協力して展開していく。提供地域を含む詳細な情報は2026年後半に発表する予定だ。
同機は、Androidの技術スタックを基盤の一部に組み込んで構築しており、これまで以上にAndroidエコシステムへ最適化している。ノートPC・タブレット担当シニアディレクタ、アレックス・クッシャ氏は、これを単なる「OS(基本ソフト)」の枠を超えた「インテリジェンスシステム」と呼ぶ。
Gemini Intelligenceはユーザーに対し必要なときに必要なサービスを提供するとうたう。例えばGoogle DeepMindと共同開発した「Magic Pointer」(マジックポインタ)機能では、画面上の要素にカーソルをあてるだけで、AIが文脈を判断し、最適な提案を即座に行う。これにより、メール内の日付をポイントするだけで会議を設定できるなど、タスクを数クリックで完了できるようになるという。
新たにユーザがプロンプト(指示)を入力するだけで、独自のウィジェットを作成できる「カスタムウィジェット」機能も備える。GeminiがGmailやカレンダーなどのアプリと連携し、フライト情報やホテルの予約、レストランの予定などをまとめた自分専用のダッシュボードをデスクトップ上に設置できる。
さらに、「Quick Access」という機能では、同じGoogleアカウントで紐付けたAndroidスマートフォン/タブレットのデータについても、転送作業を介さず、ノートPC上でファイルを直接、閲覧・検索・挿入できるようになる。
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