米Amazonは5月13日(現地時間)、Amazonストアでグローバルに提供しているAI搭載ショッピングアシスタント「Rufus」(ルーファス、日本でも昨年9月から提供している)を「Alexa for Shopping」に移行していくと発表した。米国では既にAlexa for Shoppingに置き換わっている。
Alexa for ShoppingはRufusのショッピング機能と、スマートスピーカー「Echo」などで広く使われているAIアシスタント「Alexa+」(日本での提供はまだ)を統合したものという。RufusはAmazonショッピングアプリやWebサイトで3億人以上の顧客が商品の調査・比較・購入に利用していた一方、Alexa+はスマートホームの管理や音楽再生、家族の予定管理などの用途に対応してきた。Alexa for Shoppingはこの両者の機能と、ユーザーの個人的な好みや購入履歴、AlexaおよびAmazonにまたがる会話履歴を統合している。
Alexa for ShoppingではAmazonショッピングアプリのメイン検索バーから直接質問できるようになり、「男性向けスキンケアルーティンは?」などの一般的な質問から「BREVILLEのBarista ExpressとProを比較して」といった商品比較、「前回単3電池を注文したのはいつ?」といった注文履歴の照会まで幅広く対応する。
また、EchoデバイスでAlexaに話しかけた内容がAmazonでの買い物に反映されるなど、会話や好みが双方向に共有される仕組みも加わった。
Amazonは活用例として、EchoでAlexaに「甥の5歳の誕生日は7月29日」と伝えておけば、数週間前にアプリ上のAlexa for Shoppingに誕生日プレゼントの提案を求めると年齢に合った商品を提示すると説明した。また、狙った商品に価格アラートを設定しておくと、目標価格に達した際にEchoが通知し、その場で音声による購入まで完了できるという。さらに、「毎月子ども向けのヘルシーなお菓子をカートに追加して」などという定期購入の自動化や、Amazonの商品に限らずWeb上の他のオンラインストアからの代理購入にも対応する。
Alexa for Shoppingは、米国ではAmazonショッピングアプリおよびWebサイト上でEchoデバイスやAmazonプライム会員登録なしに無料で利用できる。今後数週間以内に米国の全ユーザーへの展開を完了する予定だ。(米国以外での提供予定については発表されていない。)
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