米Microsoftは10月27日、Windows Live IDがオープンなデジタル認証技術「OpenID 2.0」をサポートすると発表した。Windows Liveアカウントを所有するユーザーは、OpenID 2.0をサポートするほかのサイトにも、Windows LiveのIDを使ってログインできるようになる。
同社は「Windows Live ID OpenID Provider(OP)」のコミュニティー技術プレビュー(CTP)版を公開、OpenIDで認証を行うサイトオーナーや開発者が、Windows Live IDとの互換性などをテストできるようにした。
同社では、今回のCTPはテスト目的のみのもので、広範囲な採用を意図したものではないとしている。テストの結果得られたフィードバックは、2009年にリリース予定の次のバージョンに反映する。テスト段階のアカウントをOpenIDのパーマネントアカウントに使うのは好ましくないため、ユーザーには正式版の登場を待ってほしいとしている。
Microsoftは今年2月、Google、IBM、Yahoo!、VeriSignらとともにOpenID Foundationの理事会に参加した。Yahoo!、MySpace、mixiなどが既にOpenIDに対応している。
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