ニュース
Microsoft、Windows 8のメール、カレンダー、Peopleアプリをアップデート
Windows 8のメール、カレンダー、PeopleアプリのWindows Store経由のアップデートが26日にスタート。メールでは、フォルダの作成/削除やサーバ内検索機能など、多数の新機能が追加された。
米Microsoftは3月25日(現地時間)、Windows 8に標準搭載されるコミュニケーション系アプリ、メール、カレンダー、Peopleをアップデートすると発表した。26日からWindows Store経由で順次提供していく。
スタート画面にWindows Storeのライブタイルを置いているユーザーは、アップデートが可能になるとタイルに表示されるので、クリック(タップ)することでアップデートできる。
今回のアップデートでは、特にメールの機能が大きく改善される。カレンダーは、米Googleが1月30日にExchange Active Syncのサポートを終了したため、Googleカレンダーとの同期はできなくなっている。MicrosoftはWindows Phone 8ではCalDAVとCardDAVをサポートすると発表しており、Windows 8でもサポートされることが期待されるが、今回のアップデートでは見送られたようだ。
メール──フォルダ作成/削除やサーバ内検索が可能に
メールアプリの主な新機能は以下の通り。ドラフトメッセージの強化や宛先候補の提示はタブレットでのメール作成に役立ちそうだ。
- フォルダの作成、削除、名称変更
- メッセージのタグ付け
- 未読メールのフィルタリング
- 同期速度の向上
- サーバ上のメール検索
- スパムメールのマーキング
- 宛先候補の提示
- ドラフトメッセージ機能の強化
カレンダー──週間表示が可能に
Googleカレンダーとの同期はできなくなったが、様々な新機能が追加された。
- 週間表示
- 招待機能の追加
- 設定した予定のスケジュール管理機能(Microsoft Exchange利用のビジネスアカウント)
People──Facebookの友達のウォールへの直接投稿機能
FaebookやTwitter、Outlook.comの連絡先をまとめて管理するPeopleにも幾つかの新機能が搭載された。
- Facebookの友達のウォールへの直接投稿
- 「What's new」フィルタで友達のアクティビティをチェック
- Active Directory Global Address List(GAL)のサポート(ビジネスユーザー向け)
関連記事
- Microsoft、Googleの“ActivSync外し”で「Outlook.comをメインに」と呼び掛け
- Google、“冬の大掃除”でExchange ActiveSyncのApps以外でのサポートを終了
- Microsoft、Windows 8の標準搭載アプリを正式リリース前にアップデート
- 「Windows 8」の発売は10月26日 「Surface for Windows RT」も同日発売
- Windows Live Messenger廃止は4月8日から漸次実施
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.