東芝、「Qosmio E10」シリーズの2004年秋冬モデル3機種を発表

[ITmedia]

　東芝は10月25日、15インチ液晶搭載AVノートPC「dynabook Qosmio E10」シリーズの2004年秋冬モデル3機種を11月上旬に発売すると発表した。価格はいずれもオープン。

15インチ高輝度Clear SuperView液晶搭載AVノートPC「dynabook Qosmio E10」シリーズ

　2004年秋冬モデルは、600カンデラ／平方メートルの1024×768ドット表示（XGA）対応の2灯式15インチ高輝度Clear SuperView液晶を搭載した「dynabook Qosmio E10/2KLDEW」および「同E10/2KCDTW」と、省電力性に優れた380カンデラ／平方メートルのXGA対応15インチ高輝度Clear SuperView液晶を搭載した「同F10/2WLDEW」をラインアップする。

　いずれもハードウェアMPEG-2エンコーダ付きTVチューナや自社開発の高画質化エンジン「QosmioEngine」、およびharman/kardonのステレオスピーカを搭載しており、TV放送やDVDビデオ、外部入力映像を高品質に録画・再生することができる。

　HDD容量は、3機種とも80Gバイト。HDDに録画した長時間番組やシリーズ放送番組などもバックアップ保存できるように、光学ドライブには片面2層DVD+R（DVD+R DL）対応DVD-RAM/±R/RWスーパーマルチドライブを採用している。

　搭載CPUはPentium M 725（1.60GHz）またはCeleron M 340（1.50GHz）で、最上位機種のE10/2KLDEWは最新の3DゲームやオンラインRPGゲームなども快適にプレイできるように、グラフィックスにはNVIDIAのGeForce FX Go5200を採用している。上位2機種はIEEE802.11b/g準拠無線LANを内蔵しており、さらに最上位機種はBluetoothにも対応している。

　Qosmio E10 2004年秋冬モデル3機種の主な仕様と予想実売価格は以下の通り。

モデル名	Qosmio E10/2KLDEW	Qosmio E10/2KCDTW	Qosmio E10/2JCDT
OS	Windows XP Home Edition SP2
CPU	Pentium M 725（1.6GHz）	Celeron M 340（1.50GHz）
チップセット	Intel 855PM	Intel 852GM
メモリ（最大）	PC2700 DDR SDRAM 256Mバイト（2Gバイト）	PC2100 DDR SDRAM 256Mバイト（1Gバイト）
ディスプレイ	XGA 15インチ高輝度Clear SuperView液晶（600カンデラ）		XGA 15インチ高輝度Clear SuperView液晶（380カンデラ）
グラフィックス	NVIDIA GeForce FX Go5200	チップセット内蔵
TVチューナ	ハードウェアMPEG-2エンコーダ内蔵TVチューナ
HDD	Ultra ATA100 80Gバイト
光学ドライブ	DVD+R DL対応DVD-RAM/±R/RWスーパーマルチ
ネットワーク	100BASE-TX/10BASE-T、IEEE802.11b/g無線LAN、モデム		100BASE-TX/10BASE-T、モデム
Bluetooth 1.2	○	−
カードスロット	PCカードType II、ブリッジメディア（SDメモリーカード／xDピクチャーカード／メモリースティック／メモリースティックPRO対応）
バッテリ駆動時間	約2.7時間	約2.6時間	約3.2時間
サイズ	338（幅）×285（奥行き）×43.1（高さ）ミリ
重量	約3.7キロ	約3.6キロ	約3.3キロ
付属ソフト	Office Personal 2003、Office OneNote 2003など
予想実売価格	26万円前後	22万円台半ば	21万円前後
発売日	11月上旬