「FileMaker Go 12」 リリース後1週間で10万超のダウンロード
「FileMaker Pro 12」で作成したデータベースをiPhoneやiPadで活用できる専用アプリ「FileMaker Go 12 for iPad」「FileMaker Go for iPhone」が発売1週間で10万ダウンロードを突破した。
ファイルメーカーが4月13日、iPhoneやiPadで利用できる無料アプリ「FileMaker Go 12」のダウンロード数が発売1週間で10万を超えたことを明らかにした。
FileMaker Go 12 for iPadとFileMaker Go 12 for iPhoneは、データベースソフトウェア「FileMaker Pro 12」で作成したデータベースをiPadやiPhoneなどのiOSデバイスで利用するための専用アプリ。FileMaker Proでは、個人や中小企業でも本格的な業務用データベースを容易に構築できる。最新バージョンの12では、データベースを見やすく、美しく仕上げる機能を用意。業務向けの機能も強化されており、見積やプロジェクト管理、在庫管理などの用途のデータベースを容易に作成できる16種のスターターソリューションを用意。iPadやiPhoneに最適化したレイアウトも含まれている。
このため、「FlieMakerがiOS向けのビジネスアプリケーション作成プラットフォームとして多く採用されている」とFileMakerのマーケティング&セールス担当バイスプレジデント、ライアン・ローゼンバーグ氏はコメントしている。
なおFileMaker Pro 12の価格は3万8000円(アップグレード版は2万2800円)、FileMaker Pro 12 Advancedは5万8000円(アップグレード版は3万4800円)、FileMaker Server 12は12万8000円(アップグレード版は7万6800円)、FileMaker Server 12 Advancedは38万円(アップグレード版は22万8000円)。
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