3地域を除いて、最大需要電力が下落する。特に東京などの都市部では大きく下がる。各社ともの最大供給電力を下げるが、需給バランスは安定している。ただし、中部では需給率が90%に達する。
全国の最大需要電力予想を見ると、前日比で東北が20万kW減、東京が170万kW減、中部が50万kW減、北陸が15万kW減、関西が60万kW減と、四国が5万kW減と6地域で需要が下がっている。一方、九州では10万kW増となっている。北海道と中国は前日と変わらない。
最大供給電力は、北海道が6万kW減、東北が51万kW減、東京が116万kW減、中部が28万kW減、北陸が5万kW減、関西が82万kW減、中国が45万kW減、四国が1万kW減、九州が20万kW減と、9地域全域で下がる。
9地域中8地域ではこれで需給状況が安定する。しかし、中部では最大需要電力が50万kW減という予測に対して、最大供給電力を28万kW減らした結果、需給率は90.6%に達する。
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