伊豆に17MWの風力発電所、10基の風車を並べる自然エネルギー

太陽光発電と風力発電に取り組むユーラスエナジーホールディングスは、伊豆東部に出力16.7MWの風力発電所を建設する。2015年4月の送電開始を予定する。

» 2013年06月20日 13時00分 公開
[畑陽一郎,スマートジャパン]
図1 河津ウインドファームの位置

 太陽光発電と風力発電に取り組むユーラスエナジーホールディングスは、2013年6月、伊豆半島で陸上風力発電所の建設を開始したと発表した。同社は豊田通商と東京電力から出資を受けており、運用する太陽光発電所と風力発電所の合計出力は、全世界で231.8MW、国内で55.7MWに達する。

 建設する「河津ウインドファーム」は静岡県河津町と同東伊豆町の境界にある三筋山(標高821m)の山頂付近に位置する。海岸から約6km離れた地点だ。フランスAlstom Windが開発した出力1.67MWのタービンを採用した風車を10基設置し、2015年4月の送電開始を予定する。東京電力に全量売電する。

 投資総額は非公開。外部からの融資を受け建設する。発電所の運営会社はユーラスエナジーホールディングス。

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