ゴルフ場跡地に10万枚の太陽光パネル、1万1000世帯分を発電太陽光

NTTファシリティーズが宮崎県に建設していた太陽光発電所が完成した。ゴルフ場跡地に10万枚以上の太陽光パネルを設置した発電所で、同社が運営する太陽光発電所の中でも最大規模になる。年間1万1000世帯分の電力を発電する見込みだ。

» 2016年12月13日 13時00分 公開
[陰山遼将スマートジャパン]

 NTTファシリティーズは2016年12月8日、宮崎県東諸県郡国富町において、メガソーラー「宮崎亀の甲太陽光発電所」が完成したと発表した。現時点で同社保有する最大規模の太陽光発電所になるという(図1)。

図1 「宮崎亀の甲太陽光発電所」 出典:NTTファシリティーズ

 宮崎亀の甲太陽光発電所は、国富町で2014年9月まで営業を続けていた「亀の甲カントリー倶楽部」の跡地を借り受けて建設したメガソーラーだ。約50万平方メートルの土地に、10万枚以上の太陽光パネルを設置している。設置容量は3万2697kW(キロワット)である。

 年間の発電量は4万MWh(メガワット時)を想定している。これは一般家庭に換算して約1万1000世帯分の年間使用電力量に相当する量だ。発電開始は2017年1月5日を予定している。

 同発電所は同社100%出資の宮崎亀の甲ソーラー合同会社が運営を行う。全国で多くの太陽光発電事業を手掛けるNTTファシリティーズだが、宮崎亀の甲太陽光発電所は同社が運営する70カ所目となる太陽光発電事業用サイトになる。

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