オムロンが家庭用蓄電池に新モデルを追加。従来より大幅な小型化を図ったのが特徴だ。
オムロン ソーシアルソリューションズ(以下、OSS)は2025年5月22日、同社の家庭用蓄電システム「KPBP-Aシリーズ」に、新たな屋内設置用蓄電池ユニット2機種を追加すると発表した。従来より小型化を図ったのが大きな特徴で、同年12月より発売する。
KPBP-Aシリーズは、パワーコンディショナーなどの周辺機器の組み合わせにより、蓄電池のみ、太陽光発電と蓄電池のハイブリッド型、ハイブリッド型かつ全負荷対応の3つのシステムを選択できる。
今回、同シリーズの屋内設置用蓄電池ユニットに、新たに6.5kWhと9.7kWhのモデルを追加した。従来機種比で容積を約27%、設置面積を約14%削減するなど、小型化を図ったのが大きな特徴となっている。
また、使用周囲温度範囲の下限温度を従来機の-10℃から-15℃に拡張。-15℃以上で充放電が可能となったことで、より寒い地域への導入もしやすくした。
価格は蓄電池のみを導入するシステム構成の場合、6.5kWhモデルが税別266万円から、9.7kWhモデルが同317万円からとなっている。
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