今回の追加オークションでは応札不足により、需要曲線と供給曲線が交差しなかったため、供給曲線の終端の直上に位置する需要曲線上の点を「仮想交点」とし、約定処理での「交点」は「仮想交点」が用いられた。
今回の追加オークションにおいて、需要曲線と供給曲線の交点(今回は仮想交点)における全国の「供給信頼度」は0.088kWh/kW・年となった。供給信頼度とは需要1kWあたりの年間供給力不足電力量(kWh/kW・年)の期待値(EUE)を表す指標であり、この数値が大きいほど停電量(停電の可能性)が大きいことを意味している。
表5のように、全国の供給信頼度を下回る(数値は0.088を上回る)北海道が不足ブロック(エリア)となったが、追加できる電源がないため、不足状態のまま約定処理を終了した。
追加オークションの応札容量は全国合計で458万kWであり、昨年度の追加オークションの応札容量988万kWと比べて大きく減少した。応札容量を電源等の区分別に見ると、安定電源が369万kW(80.5%)、変動電源(単独)が5万kW(1.1%)、変動電源(アグリゲート)が37万kW(8.1%)、発動指令電源が47万kW(10.3%)であった。
すべてのエリア、すべての電源等区分において、落札率は100%であった。なお、2023年度メインオークション(実需給2027年度)の落札率は97.6%、昨年の追加オークション(対象実需給年度:2026年度)の落札率は84.0%であった。
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