世界に先駆ける洋上プロジェクト

「世界に先駆ける洋上プロジェクト」の連載記事一覧です。

世界に先駆ける洋上プロジェクト(4):

2015年度まで続く福島沖の実証研究では、洋上風力発電の実用化に向けた技術面の検証に加えて、海洋生物に対する影響の評価や、地元の漁業と共存を図ることが重要なテーマになる。再生可能エネルギーで新しい産業を起こしながら、いかに豊かな自然を守るかが問われる。

【石田雅也 , スマートジャパン】()
世界に先駆ける洋上プロジェクト(3):

2014年度から始まる第2期では、高さが200メートルにも達する超大型の風車を海に浮かべる予定だ。構造の違う2種類の浮体式設備を建設して、実用化に向けた検証作業を実施する。第1期の設備と組み合わせた大規模な洋上風力発電所は、世界をリードする日本の電力技術を実証する場になる。

【石田雅也 , スマートジャパン】()
世界に先駆ける洋上プロジェクト(2):

陸地から遠く離れた場所に設置する浮体式の洋上風力発電では、水中と海底を通って長距離に電力を送る必要がある。福島沖に敷設する送電線のうち、水中に浮遊する部分には特別に「ライザーケーブル」を開発した。巨大な発電・変電設備の揺れに耐えながら高圧の電力を送ることができる。

【石田雅也 , スマートジャパン】()
世界に先駆ける洋上プロジェクト(1):

福島県の沖合18キロメートルの洋上で進められてきた風力発電所の設置作業がまもなく完了して、10月中に試運転に入る予定だ。世界でも有数の浮体式による大型風力発電設備の実用化に向けて、5年間の実証プロジェクトの後半が始まる。合わせて変電設備も浮体式で洋上に建設する。

【石田雅也 , スマートジャパン】()