新装オープン!「デルタ航空博物館」に行ってみた秋本俊二の“飛行機と空と旅”の話(1/4 ページ)

» 2014年10月31日 08時00分 公開
[秋本俊二Business Media 誠]

 平行に並ぶ5本の滑走路のうち同時に3本から、デルタ航空を始め各社の航空機が次々に飛び立っていく。ここ米国ジョージア州のアトランタ国際空港は、1日の平均乗降者数が25万人を超える、まさに“世界一忙しい”空港だ。2014年6月、同空港に隣接する「デルタ航空博物館」がリニューアルオープンしたと聞き、ギネス認定の航空写真家・チャーリィ古庄氏(参考記事)を伴ってさっそく訪ねてみた。古庄氏の写真を中心に、詳細をレポートしよう。

アトランタ国際空港に近い「デルタ航空博物館」。6月に大幅改装して一般公開中

体験・発見・感動のアミューズメントスポット

 博物館入口で1985年から2006年まで活躍したボーイング757に出迎えられ、中に入ると、そこはまさに「体験」「発見」「感動」の連続。85年間にわたるデルタ航空の歴史と民間航空産業の発展の軌跡を、航空機やユニフォームなどの展示を通して知ることができる。

 専属ガイドによる見学ツアー(有料)も実施されているほか、主要展示物に設置されたインタラクティブスクリーンで機体の説明や活躍当時の写真・映像を見ることができるので、個人で訪れても楽しい。開館は10時〜16時30分(日曜のみ12時〜、水曜日定休)で、入場料は大人1人12ドル(税別)。

博物館入口では1985年〜2006年まで活躍したボーイング757が出迎えてくれる
ミュージアム正面には大きくデルタのウイングロゴが描かれていた
屋根の支柱に旅客機のギアを使っているのもユニーク
博物館の維持・保存のため寄付を行った社員たちの名前が地面のレンガに刻まれている
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