平行に並ぶ5本の滑走路のうち同時に3本から、デルタ航空を始め各社の航空機が次々に飛び立っていく。ここ米国ジョージア州のアトランタ国際空港は、1日の平均乗降者数が25万人を超える、まさに“世界一忙しい”空港だ。2014年6月、同空港に隣接する「デルタ航空博物館」がリニューアルオープンしたと聞き、ギネス認定の航空写真家・チャーリィ古庄氏(参考記事)を伴ってさっそく訪ねてみた。古庄氏の写真を中心に、詳細をレポートしよう。
博物館入口で1985年から2006年まで活躍したボーイング757に出迎えられ、中に入ると、そこはまさに「体験」「発見」「感動」の連続。85年間にわたるデルタ航空の歴史と民間航空産業の発展の軌跡を、航空機やユニフォームなどの展示を通して知ることができる。
専属ガイドによる見学ツアー(有料)も実施されているほか、主要展示物に設置されたインタラクティブスクリーンで機体の説明や活躍当時の写真・映像を見ることができるので、個人で訪れても楽しい。開館は10時〜16時30分(日曜のみ12時〜、水曜日定休)で、入場料は大人1人12ドル(税別)。
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